マイスターとはドイツ語で「名人・親方」を意味し，技能者に与える称号です。
広島県では，県内の卓越した技能者を「ひろしまマイスター」として認定し，その活動を通じて，
ものづくり産業を支える優れた技能の継承・発展や，技能尊重気運の醸成を図っています。
■ 認定職種（平成２０年度現在）
(1)鋳造(2)金属熱処理(3)機械加工(5)工場板金(5)仕上げ(6)機械検査(7)電子機器組立て(8)酒造 (9)建築大工(10)かわらぶき(11)とび(12)左官(13)畳製作(14)配管(16)機械・プラント製図(16)塗装 (17)溶接(18)電気工事
■ 認定基準
次のすべての基準を満たしている人の中から，知事が認定します。
- １級技能検定合格後５年以上の実務経験がある者または同等の技能を有すると認められる者
- 現にその職務に従事しており，広島県内に在住または勤務する者
- 原則として，３５歳以上５０歳以下の者
- 技能の継承，後継者育成等に意欲を有し，継続して後継者の育成及び技能の普及振興に関する活動ができる者。
- 勤務実績、日常行為等において他の技能者の模範となると認められる者
■ ひろしまマイスターに認定されると…
「ひろしまマイスター認定証」及び「ひろしまマイスター章」が授与されます。
■ ひろしまマイスターの活動内容
ひろしまマイスターは，活動を通じて，優れた技能の継承・発展に努めています。
- 公共・民間職業能力開発施設での実技指導
- 小中学校での技能体験教室，講演
- 工業高等学校等での実習指導，講演
- 企業内，業界内で行う技能研修会，イベント等での講師，技能実演
- 県や商工団体等が主催する技能体験教室，イベント等での講師，技能実演
