訓練校名 | バブコック日立株式会社 |
---|---|
訓練課程 | 普通職業訓練 普通課程 |
訓練科名 | 金属加工系 溶接科 |
氏名 | 久保 翔太 |
教育期間は4月の入社から1年間です。9月までの6ヶ月間は基本実習期間で、午前は学科、午後は実技(溶接を中心)の基本訓練に取り組みます。10月から12月の3ヶ月間は現場でのローテーション応用実習期間となり、先輩たちの中に加わって実作業を行う中で技術を身につけていきます。1月からは3月に実施される技能照査試験の準備期間となります。
社会(企業)人になって仕事に対する責任の重さを実感しました。当社は発電事業用ボイラを主製品とし公共性の高い製品を製作しています。運転中に製品トラブルが起こると発電が停止され大変な問題になります。職場配属後、このような製品に携わると思うと毎日の実習訓練は厳しいですが、自信と責任を持って仕事ができるよう、訓練校の教育期間中に教わることは確実に身につけられるよう頑張ろうと思います。
将来は訓練校で学んだ技術をさらに磨き後輩たちを教える立場になりたいです。そのためには経験だけではなく高い知識と人間性も必要です。1年間という限られた訓練期間で身につく技術と知識は限られていると思いますが、少しでも多くの事を身に付け、現場配属後に周りの人から信頼され活躍することが自分の夢に繋がると思います。そのためにも今「一生懸命」頑張ります。
溶接技術は当然ですが、訓練期間中にリーダーシップを身につけたいと思います。
今、訓練生の7名で毎日当番を決め、その日の行動はすべて当番が的確な指示命令を出すといったリーダーとしての訓練もしています。短期間で身に付けることは難しいと思いますが、毎日の積み重ねで一定のレベルは身につくと思います。各職場はグループで仕事を進めているため、リーダーシップを取る人が当然必要です。自分も将来職場のグループの中でリーダー的存在として活躍できるよう頑張ろうと思います。
私が訓練校で挑戦していきたいことは、溶接欠陥を作らない技術を早く身につけることです。今は経験不足もあり、どうしても欠陥を作ってしまいます。しかし、欠陥には必ず何らかの原因があります。「まだ技量未熟だから仕方ない」ではなく指導員の方に教わりながら、原因と対策を明確にし、繰り返し練習することで必ず技術が身につくと思います。1日も早く技術を身につけ、4月の配属後には製品に携われるよう頑張ります。
指導員の方からよく言われることは「どんな作業でもまず安全を優先」ということです。当社は重量物を扱っているため事故が発生すれば重大災害になりかねません。ですから毎日、実習前は安全ミーティング、週一回は2hr授業(半年間)と徹底して安全には気を配られます。事故、怪我をしないためには受け身ではなく、自分からその気で取り組まないと意味がないと思います。自分は「怪我をしない」そして仲間に「怪我をさせない」という気持ちを大事にしていこうと思います。
入社当時、私は商業高校出身の為すべての事が新しく、不安と緊張の連続でした。しかし、仲間と仲良くする事で今は不安も無く、向上心を持って訓練校生活を送っています。あらためて仲間の大切さを実感しました。これから先、色々な壁にぶつかり、くじけそうになる事もあると思いますが、仲間がいることで難局を乗り越えて行けると思います。他校の皆さんも訓練の中で仲間の大切さは学ばれたと思います。仲間を大切に頑張っていきましょう。